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道徳教育は誰のために [行政]

 

 

作家・北方謙三氏は次のように喝破する。今の話ではない。2015年刊行なのです。激烈な表現のようですが、感情を掬い取ってくれていると思う。

 

「暑いなあ。くそ暑い。

 これはミャンマー、ラオス、カンボジアの、雨季明けの暑さぐらいだ。むこうは、 乾季が進むにしたがって、もっと暑くなるがな。 日本は、暑さの記録が毎年塗り変えられている、という気がする。たまらんなあ。 海の上にいたいなあ。船の甲板は風が吹き抜けるので、大して暑くない。海面反射で、 陽焼けはひどくなるけどな。 ちなみに、石垣島など、南の島の夏が思ったほど暑くないのも、島は風が吹き抜け るからだ。

誰か、責任を取れ。

責任を取る者が誰もいない時は、国会議員が責任を取れ。責任を取る者がいない時は、政治家が責任を取る。責任があることに責任を取るのは、誰にでもできる。責任がないことにも責任を取るのが、国会議員というものだ。だから、ふだん新幹線にただで乗れるのだ。

なのに、責任があることにも責任を取らないやつが、多すぎるぞ。 暑さの責任を、国会議員はどうやって取るか。 考えもしないだろうから、私が教えてやろう。まず、新幹線は自腹で乗れ。飛行機も。空港で、特別待遇を受け横道から出る、などということは禁じる。間違っても、 黒塗りの車などに乗るのではないぞ。議事堂前に地下鉄の駅があるのだから、それで国会へ通え。議員宿舎だの議員会館だの、ホテル並みの施設からは即座に出て、六畳、 シャワーのみ、エアコンなしの部屋に移れ。 とんなに暑い時も、外で働いている人はいるのだ。」(『十字路が見える』)

 

加計学園問題では忖度したのであろうか。前事務次官に対する態度は何に対する惧れなのか。そこから発案された道徳教育とは何か。天に唾するとはこのことではないか。誰か責任を取ったか。


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