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おなかを満たすために [平和を]

 

 

「女性投稿欄 紅皿 おなかを満たせば

3の息子が大変な反抗期を迎えた。子育てにこんな大きな困難が待っていたとは思いもよらなかった。口をきいでくれないので、反抗なのかさえ実は分からない。息子の異変に気付いていながらも何の力にもなれない。「母親失格」。 何がいけなかったのか、自問自答しても、自分 の子育ての反省点しか思い出せなくて沈んでいた。 でも、自信を持って一つだけ言える。516日付紅皿「心に染みた言葉」を読んで思い出した。そこにあった言葉「子どもはとにかく腹いっぱい食べさせとけば悪くならん」。そう、食事には私なりの愛情を注いできた。毎日家族の顔を思い浮かべながら何を食べさせようか頭をひねってきた。それはおなかも気持ちも満足するように。他では至らない点が多いが、私の子育ての術は食事に詰め込んである。(以下略) (会社員・43歳 福岡市南区)」(201866日西日本新聞)

 

 思うようにならぬから人生なのかもしれません。腹いっぱい食べられることは平和な日々の証かもしれません。でも、それで解決しないでしょうが、その瞬間を感じ取ってみたい。現代詩が忘れたことなのかどうか、現代詩を読んでいるとは言えませんので、なんとなくわかるような気がしますが、読者層が狭いことなどの要因なのでしょうか。

 

「風車 現代詩が忘れたこと

福岡県朝倉郡筑前町の身体障害者支援施設・菊池園から昨年秋に出された「菊池園詩集」を読む機会を頂いた。1983 年から続く詩サークルが、20年ぶりに出したものだ。入園者13人担当職員と詩指導者の2人も加わった合同詩集である。(略)

そのなかから1篇、藤本進「わが子の温もり」を紹介しよう。「我が子を直接布団から/右手

1本で抱き上げました/それも生後二か月で/(首がすわる前)/その子の温もりが/ いまだに右手に残っています/これだけは/生涯忘れないでしょう」 作者は予め「皆に話しても信 用」して貰えないだろうと断る。いや、月1回のサークルで職員によって朗読発表されたとき、深い感動を 呼んだのではないか。言葉の原初の輝きが、普遍的な共感をもたらす力 が、ここにはある。 同様のことを、寮美千子は奈良少年刑務所での体験で述べている。「うまいへたもない。『詩』のつもりで書いた言葉がそこに存在し、それをみんなで共有する『場』を持つだけで、それは本物の『詩』になり、深い交流が生まれるのだ(新潮文庫「空が青いから白をえらんだのです」)。現代詩が忘れた大切なことだ。(スカラベサクレ)」(同前)

 

 


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研究者も閉塞感があると [政治]

 

 

「いわせてもらお

◎私でしたか

 叔母が自転車で転び、入院することに。年配の女性ばかりの4人部屋に入れられ、 「こんな年寄りばかりの部屋では気がめいる」と、不満たらたら。じっと聞いていた看護師さんがひとこと、「あなたが最高齢ですよ」。(神戸市・叔母は93歳・77) 」(201862日朝日新聞)

 

大学は少子化で大変なようですが、研究者は研究費の不足に悩まされているという。このままいけば先端研究も、基礎学問からも、社会に貢献するものが出てくるのは厳しい。IPS細胞の山中教授も研究費確保に奔走されているというのを読んだ記憶があります。なんとかならないのか。

 

「研究費も時間も足りない

大隅良典さん ノーベル医学生理学賞、 東京工業大学栄誉教授

大学などの研究者が持つ閉塞感はとても大きい。研究者は働いていない、研究者の数を絞り込んで、研究費を集中すれば成果が出るだろう。残念ながら社会の多くの人が、そう信じているように思われます。 研究者が真面目に研究に取り組もうにも研究費が足りない現実があります。大きな研究プロジェクトに多額の資金 が投入される一方、1年の研究費が10万、15万円という大学が多くある。競争的な資金を獲得しようとすれば、すぐ役に立ちそうな研究や、はやりの研究に向かいがちです。研究者が生き生きと研究ができていない現状では、次世代を担う人材も育ちようがありません。理系で修士課程から企業に就職する大学院生が増え、博士課程への進学者が激減しています。就職活動に追われながらの2年間の大学 院生活では、研究の楽しさを知ることができません。自分で課題を見つけて解決する能力を鍛えられないまま、卒業してしまいます。こうしたなかで研究者たちは世界との競 争が求められているのです。 研究者自身の研究時間が減っていることも深刻です。犬学の運営に関わる事務作業が 膨大になっています。研究費 の申請や成果報告の書類書き に追われる。短期的な成果が問われる教授や若手研究者たちの姿を見て、学生たちが研究者を目指したいと思うでしょうか。ほかの国のように、もっと研究者がやるべき仕事を明確にし、それ以外を支援するシステムが必要です。昨年、私は基礎生物学の研究を支援する「大隅基礎科学

創成財団」を立ち上げました。まずは、なかなか日の当たらない面白い研究やすぐに は役に立つとは言えない研究、継続性が大事な研究などに光を当てて支援することから始めます。 私は、基礎科学は国が支えるべきだとずっと思っていま した。この1年、財団を支援 していただいている一般の方々からたくさんの励ましを頂きました。もちろん企業の力 も借りなければなりません。 日本の将来を考えると、優れた人材を育てる意味で方向は 一致していると思っています。ただ、100%を国に頼 っていては健全な発展はあり ません。科学は社会で守り育てるものではないかと思っています。

私が恐れるのは、科学が多くの人から遠い存在になり、理解されなくなることです。そうなると人類に未来はありません。ノーベル賞の長い歴史をもつスウェーデンでは、最先端の科学を市民が楽しみ、理解しようとする文化を感じました。私が立ち上げた周回で状況が一気に変わるとは思いませんが、次世代を担う若者たちが一人でも多く真理の探求に立ち向かって欲しいと願っています。(聞き手・杉本崇)」(同前)


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サマータイムは良く分からない [働く]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

【(声)社会混乱させるサマータイム 66歳 2018812日朝日新聞

 2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として、またサマータイム導入が取り沙汰されている。政府内部にも賛否両論があるようだ。

 サマータイムは、日本睡眠学会が、睡眠障害や作業能率低下をもたらすと警告している。始業時間が早まるのに、残業の慣行が今のままなら、労働強化をもたらす。義父は、戦後一時導入されたサマータイムを経験したが、非常に疲れて嫌だったそうだ。

 私は昨年まで長崎に住んでいた。西に位置するぶん、東京とは45分の「時差」があった。夏は午後8時まで明るいし、冬は朝7時でも暗い。サマータイムが導入されれば、九州などの西日本は夏は夜の9時、10時ごろまで明るくなってしまう。(以下略)」

 

そして、オリンピック対策であれば関係機関がその期間だけ時間を早めたらという提案でした。

 

「サマータイム、IT業界に拒絶反応 よみがえる苦い記憶8/12() ヤフーニュース

 2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として、政府・与党内で検討されている「サマータイム」(夏時間)導入案に、IT業界などに戸惑いが広がっている。もし実行に移され、標準時が1~2時間早められると、コンピューターシステムの大規模改修などが必要になるからだ。ただでさえ忙しいエンジニアにとっては「働き方改革」に逆行する事態にもなりかねない。(略)

  もしサマータイムが導入されると、同社が中小企業に提供している人事労務システムを改修しなければならず、問題なく動くかどうかのテストにも膨大な時間を費やされることになる。サマータイムによって労働法制も変われば、その対応も迫られる。

  エンジニアの浅越光一さんは「対応に1カ月かかるのか、半年かかるのか、やってみないとわからない。その対応にかける時間があれば、新サービスの開発がどれほどできるかと思うと、もったいない……」とため息をつく。

  サマータイム導入は、日付や時刻に関わるすべてのシステムに影響する。システムが正しく動くかどうかのテストも欠かせない。西暦2000年を迎えた際、コンピューターが1900年と間違えて誤作動する恐れがあった「2000年問題」で、多くのエンジニアが泊まり込みで対応を迫られた苦い記憶が関係者には残る。(以下略)朝日新聞社」

 

壮大なムダを実施するのはなぜか。そこのところがよく分からない。


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排除の空気の広がり [寛容なき社会]

 

 

息苦しさを感じているのは障害者や少数者だけではないのではないか。

 

「社説 偏見が消えない社会 誰も排除されないために  毎日新聞201886

 障害者や少数者に厳しい視線を向け、排除しようとする。そんな空気が社会に暗く広がっている。

 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員は月刊誌への寄稿でLGBTなど性的少数者のことを「生産性がない」などと主張し、厳しい批判を受けた。当初は杉田議員の発言を容認する意見が同党内で起きていた。

 相模原市の障害者施設では2年前、19人もの障害者が殺される事件が起きた。今でも被告に賛同する書き込みがネットで散見される。

 かつての優生思想が、過度に自己責任を求める競争社会の中で再び姿を現しているかのようだ。こうした風潮に対して、私たちは何をすべきなのだろうか。 (以下略)」

 

 過度に自己責任を求め社会。例えば、国民年金の平均受給額は月額5万5千円だという。これで生活せよと言われても厳しい。それも、自己責任と言われれば・・・・。かなり窮屈な社会ではないか。

 


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制度変更は吟味して [社会保障]

 

 

「ニュース川柳

・その昔寒さの夏をおろおろと

・生産性ないにピピッと安倍夫妻

・忖度が手数パンチを封印す

・日出ずる国危険国土に変貌す 」2018810日 西日本新聞

 

放課後等デイサービスというのも制度変更がありそうです。

 

「放課後等デイサービス経営悪化

報酬改定で減収、閉鎖も

障害児が通う「放課後等デイサービス」で、 多くの施設が経営悪化の危機に陥っていることが分かり、国が改善策を講じることになりました。

 

Q放課後等デイサービスとは何ですか。

A障害福祉の一つで、 6から18歳の障害児が放課後 や休日、長期休暇に通う施設です。全国に約12千カ所あり、約18万人が利用しています。発達障害や知的障害のある子どもが中心で、生活能力向上のための遊びや学習などを通じて自立を支援します。利用料は原則1割負担で、残りは国や自治体の公費(税金)で賄われています

Qなぜ経営が悪化して いるのですか。

A厚生労働省が今年4 月、施設に支払う報酬を改定したことが原因です。利用児童の障害の重さに応じて報酬額を二つに区分したのですが、報酬が低い区分に分類される施設が相次ぎました。市町村が実際よりも障害を軽く判定したためとみられます。厚労省が詳しい判定方法を示したのが区分の導入まで間もない時期で、自治体の対応が追い付かなかったことも一因のようです。

Q報酬を改定した理由

A放課後デイは201 2年度に新たなサービスと して児童福祉法に位置付けられ、国が普及のため高めの報酬を設定したところ、 利益優先の悪質な事業者が参入してしまいました。施設数が急速に増え、同年度 の年間費用は約1940億円と12年度の約4倍になりました。一部の施設が障害の軽い子どもを選んで預かったり、DVDを見せるだけでほとんどケアをしなかったりする問題が出てきたため、防止策として改定したのです。(以下略)」

 

やってみなければ分からない部分もあると思いますが、審議会などで慎重な論議をしてから実施しないと、人件費が占める率が高いので、人員削減などがすぐに出てきます。民間に門戸開放したのも再検討すべきかと思います。


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沖縄の悲しみが [沖縄]

 

 

 

「(声)忘れない、沖縄で考えたこと  18歳 2018811日朝日新聞

 

 私が初めて沖縄を訪れたのは昨年12月、部活の九州大会でのことだ。現地で見た海の美しさは、これからも決して忘れないだろう。そして、その海が失われようとしていることへの憤りも変わらず私の中にある。

 翁長雄志・沖縄県知事が亡くなった。最期まで埋め立て撤回のために闘い続けた人だった。きっと死んでも死にきれない思いだったろう。

 翁長知事の亡き後、沖縄はどうなるのか。政府の意をくんだ人が知事となり、辺野古埋め立ては進められていくのだろうか。そうしたらあの美しい海は、二度と目にできなくなる。そうした暗い予想しか、私にはできない。(以下略)」

 

偉大なリーダーは去りましたが、残したものは大きいと思います。困難はあっても翁長氏の意思を継ぐ人たちが現れていくでしょう。翁長氏に心より敬意を捧げます。

 

「(社説)翁長知事死去 「沖縄とは」問い続けて 2018810日朝日新聞

 沖縄県知事の翁長雄志(おながたけし)氏が亡くなった。67歳だった。

 米軍普天間飛行場を辺野古に移設することへの反対を貫き、海面の埋め立て承認を撤回する手続きを始めた矢先だった。

 本土にとって沖縄はいかなる存在なのか。国の安全保障はどうあるべきか。日本国憲法が定める地方自治とは何か――。

 知事に就任して3年8カ月。重い問いを突きつけ続けた。

 その姿勢を象徴するのが「イデオロギーではなくアイデンティティー」という言葉であり、長く続いた保守・革新の対立を乗りこえて作りあげた「オール沖縄」のつながりだった。

 自民党の県連幹事長を務めるなど保守政界の本流を歩み、日米安保体制の必要性も認めながら、辺野古問題では一歩も譲ることはなかった。最後となった先月27日の記者会見でも、がんでやせ細った体から声を絞り出し、「振興策をもらって基地を預かったらいい、というようなことは、沖縄の政治家として容認できない」と語った。

 「銃剣とブルドーザー」で土地を取りあげられ、当然の権利も自由も奪われた米軍統治下で生まれ、育った。本土復帰した後も基地は存続し、いまも国土面積の0・6%の島に米軍専用施設の70%以上が集中する。

 だが、「なぜ沖縄だけがこれほどの重荷を押しつけられねばならないのか」という翁長氏の叫びに、安倍政権は冷淡だった。知事就任直後、面会の希望を官房長官は4カ月にわたって退け、国と地方との争いを処理するために置かれている第三者委員会から、辺野古問題について「真摯(しんし)な協議」を求められても、ついに応じなかった。(以下略)」


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五輪は待ち遠しいかと問う人が [寛容なき社会]

 

 

四世紀頃の福岡近郊の変化だという。

 

「交易拠点の衰退と沖ノ島

 王権の軍事化がおしすすめられていた頃、倭人の国際交流拠点、北部九州でも大きな変化がおこっていた。西新町(にしじんまち)遺跡をはじめ、福岡平野の国際交易拠点が衰退するのである。壱岐の原の辻遺跡からも大集落が解体消滅してしまった。しかしそれとは対照的に、倭韓をつなぐ玄界難の沖ノ島では、巨大な岩の上で神まつりを行う岩上祭祀が開始される。

 現在でも篤い信仰を集める沖ノ島は、福岡県宗像市に属し、九州本土から約六0キロの沖合いに浮ぶ絶海の孤島である。宗像三女神の一柱、田心姫を祀り、四世紀後半から一O世紀初頭頃の祭祀遺跡が残る。記紀によれば、宗像三女神を祀ったのは宗像地域を本拠とした宗像氏(胸形君)であった。ただし、遺跡や遺物の状況からみて、沖ノ島の岩上祭祀の出現は

王権の強い関与があったことが確実である。」(『国際交易の古代列島』)

 

 

「時代ななめ読み 東京五輪が待ち遠しくない

 われながら気弱な書き出しだが、今回のコラムは大多数の読者から賛同を得ようなどと大それたことは考えていない。10人に1人ぐらいの読者の共感をいただければ幸いである。東京五輪の開催まで2年に迫った。競技会場が予定される各地で「あと2年」のイベントが開かれ、テレビもしきりに「待ち遠しいですね」と呼び掛ける。

 私はといえば、全然待ち遠しくない(個人の感想です)。

   ◇    ◇

 猛暑の日本列島とあって、同じ季節に本番を迎える東京五輪のコンディションを憂慮する声が上がっている。何しろ今年は「命に関わる危険な暑さ」の日々が続く。同程度の暑さになれば、屋外で行う競技の選手の健康が心配になる。

 ただ、私が東京五輪で懸念するのは、「暑さ」よりも「熱さ」の方だ。国民こぞって五輪を盛り上げましょう、という「熱さ」。開催期間前後、社会が五輪一色になる「熱さ」である。(略)

 さらに心配なのは、その「熱さ」が「日本人なら五輪に協力して当然。何しろ国民的行事なのだから」という「圧力」に転じることだ。日本社会に根強い同調圧力が一層強まりそうだ。(略)

 こうした異論を「もう決まったこと」「和を乱すな」などの論理で封じ込めるようなことになれば、かえって「より良き五輪」の実現は遠のくだろう。

 「国民全員が組織委員会」…。それはちょっとご辞退申し上げたい。ちなみに東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長は森喜朗元首相である。

   ◇    ◇

 雑誌「週刊金曜日」(4月20日号)が「東京オリンピックなんて大っ嫌い! 最後の一人になっても2020年開催に反対する大特集」を組んでいた。

 元報道番組キャスターの久米宏さんが「一千億円の違約金を払って返上すべきだ。開催の負の面を考えれば安いもの」と気炎を上げている。さすがは久米さん、歯切れがいい。

 私は久米さんほどの気力はないので、「反五輪」「嫌五輪」というより、「厭(えん)五輪」「避五輪」といったスタンスだ。返上とまでは言わないが、せめて「NOが言える五輪」に、そして「お祭り騒ぎが嫌いな人を巻き込まない五輪」にしてほしいと願うばかりだ。 (論説副委員長) =2018/08/05付 西日本新聞朝刊=」

  


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楠本イネに続く人たち [寛容なき社会]

 

 

楠本イネはシーボルトの娘です。イネの苦難は想像できます。葉室麟氏の小説で少しかじった程度ですが。

 

「コラム 春秋

 長崎に鳴滝塾を開き、日本に西洋の医学を伝えた医師シーボルトには、日本人女性との間に娘がいた。楠本イネ。西洋医学を身に付けたわが国最初の女性産科医として知られる

▼シーボルトは日本地図などの禁制品を海外に持ち出そうとして国外追放になった。イネはまだ2歳だった。長じたイネは父の志を継ぎ、医学の道を目指す。父の弟子やオランダ人医師に教えを受けた

▼医師といえば男性が当たり前の時代。ドイツ人と日本人の間に生まれた故に、心ない仕打ちを受けることもあったという。そんな差別や偏見に負けずイネは研鑽(けんさん)を重ねた。東京に医院を開業し宮内省御用掛になるなど、その技術は高く評価された

▼人を救いたいという思いの前に、男性も女性もない。現代の私たちは胸を張ってそう言いたいのだが…。東京医科大が女子受験者の得点を一律減点し合格者数を抑えていた

▼女性は結婚や出産に伴う離職が多いからという。離職と入試にどう関係があるのかと首をひねったが、何と系列病院などの医師不足を避けるためだそうだ。医学への最初の門をたたく時から、大学は卒業後の労働力として勘定に入れるらしい(以下略)=2018/08/07付 西日本新聞朝刊=」

  

 今回の問題で考えさせられたのは、看護師は夜勤が良くて医師はダメというのはどうなのかという指摘でした。最近まで看護婦として主に女性が夜勤を含めて担ってきています。それは是とし、医師ではダメかということ。よくよく考えてみたい。性別の排除は論外ですが。


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個人が尊重されなければ [寛容なき社会]

 

 

LGBTに対して「生産性」がないと非難する人。その前にはセクハラという罪はないという人も。これに対して次のような意見が掲載されていました。

 

「『嫌です』と言える文化を

弁護士 原田直子さん

セクハラかどうか分からない場合、「私が男()だったらされた」と考えると判断しやすくなる。その際は勇気を出して拒否を。手を握られたことに嫌だと伝えられなければ、肩を抱くなど行為がエスカレートする可能性がある。

ハラスメントに対して異を唱えた人たちが「おかしい」と責められる雰囲気が、今も根深く残って いる。セクハラに限らず、酒席だってたばこの煙だって、嫌なものは嫌と言っていい。正当な業務命令以外には「嫌です」と言える文化が、セクハラを含むさまざまなハラスメントをなくす下地になる。まず管理職に対して「嫌だ」と言われたら受け入れる教育が必

要だ「断る自由は相手(部下)にもある」と知ってほしい。」(2018525日西日本新聞)

 

社会の目が変わらないといけないと思う。

8月は戦争を考える時期ですね。日本軍兵士は捕虜を恥ずかしいとされましたが、生き残った人も多かったことに安心しました。

 

「 収容所は白飯 食事に力の差  97

 先の戦争では、ニューギ ニアにいた。米軍の侵攻で 転進が始まった時、各自の 雑嚢に米や缶詰を入れたが、何日、食べる量ではなく、皆栄養失調だった。転進途中に私は倒れ、気がついたら米軍の病院の中。その後、オーストラリアの収容所に移されたが、日本兵でいっぱいだった。 施設の食事は、朝は決まって羊のスーブとパン。昼と夜は米飯に羊の肉や燻製の魚。半年もたつと、皆元気で野球大会が行われるほどだった。戦争が終わったら占領

の開拓に行かされるなど話していたが、ある日、門の板壁に日本は負けたと貼り紙が出た。一瞬、ぼうぜんとしたが、日本に帰れるかもしれないという思いがした。そして、その日が

現実となった。日本から迎えの船が来たのだ。昭和2146日浦賀港(神奈川県横須賀市)に到着。無事、家に帰ることができた。そして日本で初めての食事はイモのつるのごまあえと雑炊。収容所では白米の飯。この違い国力の差をしみじみと感じた。」(同前)

 


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うつと風潮 [寛容なき社会]

 

 

うつつと診断されたことがないので分かりにくいのですが、憲法9条を身体感覚で表せていないというのは意見が分かれるところかもしれません。

 

「うつと重なる平成の風潮 歴史学者 與那覇潤氏

言語が機能する日本に

歴史学者の與那覇潤さん(38)が、自身のうつ休験と平成史を重ねて論じる「知性は死なない」(文芸春秋)を刊行した。2011年の「中国化する日本」()で、若手論客としても注目された輿那覇さんだが、15年から2年間の休職を経て、17年に大学の職を辞していた。「病を得て初めてわかった」という、うつと重なる時代の空気を語ってもらった。【聞き手・鈴木英生、写真も】(略)

 

―なぜこんな状況に

病気になる前ならきっと「日本が遅れていて、近代社会ではないから」と 答えたでしょう。ですが、言葉のプロ であるはずの研究者が、顔をつきあわせて運営する大学でも「言語」が機能しないありさまを体験して、だいぶ考えが変わりました。むしろ言語とは人間にとって、自明に使いこなせる道具とはいえないのではないかと。 私が経験したうつ状態は、双極性障害(そううつ病)に伴うものだと診断 されていますが、この病気は「言語と 身体のバランス不全」ではないかという実感があります。軽いそう状態のと きは、自己が言語の方ヘ引っ張られ、 読書した内容をメモなしでも、ページ数に至るまで記憶できる。逆にうつ状態では、身体を無視しては何もできないことを思い知らされます。はうようにしないと洗顔や入浴にも行けず、自分が書いた本ですら、読んでも論理の展開を追えなくなるんですね。つまり、言語や論理に徹してものを考えるのは、ある種のそう的なパワーを必要とする、特殊な営みだと。

 

ーその「バランス不全」に近い構図 が、平成の社会にもあったと?

 

「戦後日本」では一定の調和を得ていた言語と身体のバランスが、崩れて しまった時代が平成だともいえます。 たとえば憲法9条を言語どおりに読む なら、自衛隊も廃止せよとなりかねない。しかし「自衛隊は違憲」と唱えてきた革新勢力や知識人も、本気で軍備 をゼロにしようとはしなかった。 多くの護憲派は、実は9 条の文言自体は気にしておらず、「戦争はこりごり」「決して戦前には戻さ ない」という国民感情を表明する媒体 として、憲法を理解していたのでしょ う。ただ、そういう身体感覚に依存した価値観は、言葉に直すのが難しい。 「戦前のように暴走することのない軍 隊」の条件を厳密に条文の形で書けと言われでも、普通の人にはできない。もちろん私もできないし、自民党の改憲派や、憲法学者にも容易ではない。だから言語で考えると無理のある「9条と自衛隊の併存」を、広く共有された戦時中の体験や、戦争ものの映画や小説が培う身体感覚で補完して、あいまいに維持してきた。しかし書物が残っても著者の肉体は表えるように、時が流れるにつれて身体はすり切れます。「戦後」も70歳を超えて、「解釈改憲で保持する『戦力なき軍隊』くらいがちょうどいいんだ」といわれでも、感覚的にピンとこなくなっている。(以下略)2018528日毎日新聞」

 

「戦力なき軍隊」というのは共通項では難しい。災害派遣の自衛隊は感謝していますが、それを利用して憲法改正したがっているようにも見えます。自衛隊員の思いとはかけ離れていないかと思う。


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酷暑の中の1カ月 [震災]

 

 

『西日本豪雨 あるじ亡き家 泥まみれ、片付かぬまま真備 そ毎日新聞201885

 西日本豪雨で広範囲が浸水した岡山県倉敷市真備(まび)町地区では、復興が進む一方、取り残されたように泥まみれの家もある。一家全員が亡くなり、水没した家屋の片付けが進まないためだ。豪雨の爪痕をそのままに、1カ月が過ぎようとしている。

真備町有井(ありい)の集落に、あるじを失った平屋建て住宅がある。流れてきたとみられる角材が屋根に乗り、窓は土ぼこりをかぶる。棚が倒れたままの室内は清掃が済んだ様子もなく、裏庭の畑もごみが散乱し、「あの日」から時が止まったままだ。

近隣住人らによると、この家には三宅衣子さん(77)が長男宏明さん(49)と2人で住んでいた。畑でイチゴやトマトを育て、静かに暮らしていた。ところが、豪雨の後、2人の遺体が室内で見つかった。近所の男性(61)も「家がそのままになっているのは気の毒。手伝ってあげたいが……」と気に掛け続けている。(以下略)」

 

全力を尽くすというが総裁選は延期されることなく、災害時は宴会をしたり、総裁選の準備をしたりと、とても全力を尽くしているとは思えない。次の記事によれば世論は厳しい。

 

「西日本豪雨 生活再建「見通せず」65

被災3県 公的支援「満足」7

西日本豪雨で各地に大雨特別警報が発表され、大きな被害が出てから6日で1カ月となるのを前に犠牲者が多かった岡山、広島、愛媛3県の被災者計117 人に共同通信が実施したア ンケートで「生活再建の見通しが立っていない」との 回答が658%に上ることが4日、分かった。住宅や 家財道具が壊滅的な被害を受けた被災者の窮状は深刻で、政府や各自治体には、 被災地のニーズに合わせた 迅速な支援が求められる。

アンケートは728日から31日の4日間、岡山県は倉敷市真備町地区、広島県は広島市など51町、愛媛県は宇和島市など3市で実施。避難所や自宅にいた岡山45人、広島51人、愛媛21人から回答を得た。生活再建の見通しを尋ねたところ、77人が「立っていない」と回答。県別では、岡山が756%、広島647%、愛媛476%だった。半数以上が、損壊した自宅再建の先行きが不透明であることを理由に挙げた。

被災者に対する公的支援 制度への満足度については 「満足」「やや満足」が計 77%にとどまる一方、「やや不満」「不満」は計 333%に上った。最も多かったのは「制度をよく知

らない」の427%で、被災者に浸透していない実情も浮き彫りになった。(以下略)」(201885日西日本新聞)


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第2次世界大戦の記録 [平和を]

 

 

 

「ニュース川柳

・戦わず禅譲待つも先は闇

・忖度し誰かをかばい左遷され

・丑の日も出る幕なかった粉山椒

・承認の撤回最後の賭けに出る 」(201883日西日本新聞)

 

8月にふさわしい話題からです。

 

「地方紙記者が戦争語る

ヤフーは2日、第2次世界大戦の記録を100年後に残すプロジェクトの一環で、地方紙の戦争報道をテ一マにしたトークショーを東京都内で開いた。琉球新報の玉城江梨子記者(39)は 戦争の悲惨さはずっと続くことを伝えなくてはいけない」と呼び掛けた。 ヤフーと琉球新報は3分程度で沖縄戦を伝える動画をそれぞれのウェブサイトで提供している。福岡大空襲の企画を担当した西日本新聞の福間慎一記者(41)は「空襲当時の紙面は正確なことを伝えていなかった。報道機関が空気を醸成する怖さを感じた」と述べた。会場には約80人が集まった。」(同前)

 

福岡大空襲も取り上げられていました。https://wararchive.yahoo.co.jp/

貴重な活動だと思います。

 

 


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女性らしさという言葉は [寛容なき社会]

 

 

「原発12基 ダクトに腐食 

福島と同型 換気機能異常の可能性 規制委調査

原子力規制委員会が全国の原発などで中央制御室の空調換気系ダクトを調査した結果、一部に腐食や穴、 亀裂が見つかったのが7原発12基だったことが23日、明らかになった。全てが事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型。

このうち東電柏崎刈羽3号機(新潟県)では計9カ所の穴や亀裂があり、3号機で最大の縦13センチ、横5センチの亀裂が見つかった。規制委の更田豊志委員長は定例記者会見で「腐食の程度や穴が大きい」と指摘し、東電に速やかな是正を求めた。(以下略)」(2018524日西日本新聞)

 

メディアにセクハラ被害が多いとは・・・。

 

「コラム 気流

セクハラ被害の告発が国内外で相次いでいる。メディア関係者へのアンケートで、女性回答者の95%が被害に遭っていたという驚くべき結果が先日の紙面に載った。仕事のために「なかったことにしよう」と思いを封印してきた人の多さに言葉もないハラスメントの難しさは、基準を明確にできないこと。同じ言葉や行為でも、相手との関係性や状況によって受け取らが方が異なる。セクハラと言われないように。最近は何をするにも防衛意識が 先に立つ。職場の女性記者との距離感も悩ましい関連で 気になるのが「女性らしい細やかさで・・・」といった言葉。 女性は優しくて気配りができる。そんな前提で使うケース

がほとんどだが、それって本当?こうした表現には女性記者も違和感があると知り安心した。「OOらしさ」は色眼鏡。いいかげん外したい。」(同前)

 

「女性らしい細やかさで・・・」は問題ですね。気づきませんでした。

 


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平和の中の戦争 [平和を]

 

 

1937年の7月。日中戦争のきっかけとなった盧溝橋事件があり、1945年の敗戦までの戦争の時代となります。ところが1937年の元旦の新聞広告は平和ものだったという。

 

「元日の朝日新聞掲載広告が物語る平和な消費社会

一九三七年(昭和十二年)元日の大朝朝刊一面には、富士山のイラストと天皇・皇后・皇太王町阿部明 仁親王(今の天皇)などの写真があしらわれ、「輝く昭和第十二春」という大見出しが添えられていました。

二面に掲載された社説「昭和十二年を迎ふ」の書き出しは「年は往き、年はまた立ち還りても、依然と して非常時であることに変わりはない。時の進むにつれ、かえっていよいよ急調に、ますます緊迫の度を 加速しつつあるようである」というもので、日本国内の状況と国際関係の悪化に注意を促し、国民に「非常時への覚悟」を求める内容でした。 「その地位に応じ、分に従い、各自の持ち場持ち場において、誠心誠意、君国(天皇と国家)のために、 直接間接に、最善を尽くすことである。(中略)これには戦場も、職場も、議場も、官署も、学園も、家庭も変わりはなく、ここに忠君(天皇への忠義)あり、愛国あり、業務の繁栄あり、文化の進展あり、議会の明朗あり、官綱紀の振粛あり、行政の純化あり、社会の協調あり、家庭の和合あり」しかし、元日の大明明刊に掲哉されている広告を見ると、そうした『非常時』の危機感とは煽る言葉とは裏腹に、平和な社会を思わせる内容で占められていました」

(「1937年の日本人」)

 

底流には戦争の危機が進行していたのかもしれませんし、7月に表面化したのではないかと推測できます。反面、一挙に戦時体制に巻き込まれる危機感もあったのではないかと。


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電気を切られて [貧困]

 

 

報道によれば生活保護世帯のお年寄りが亡くなったという。電気料金も払っていなかったのか、停止になり、熱中症電話番号はないかという。自民党議員さんがおっしゃる「生産性」がないということではお年寄りもそうです。お年寄りの死は社会の回答なのでしょうか。

 

「(声)「生産性」は生きる全てですか 46歳 2018730日朝日新聞

 杉田水脈衆院議員様。子どもを作らない同性のカップルの方々を念頭に「生産性がない」から税金を投入することに疑問をお持ちだそうですね。

 私の2人の子どもは重い知的障害があり、将来子どもを作れませんし働くこともできず納税もできません。議員さんがおっしゃるところの本当の意味で「生産性がない」子です。しかも教育、医療、福祉で税金を投入していただいております。

 私は「普通=健常な子が持てる」と思っていましたが、少数派になり「生産性がない」子を産みました。ですが授かった命、かわいい我が子です。重要なのは、私は障害児を持つことになったこと、同性カップルの方は同性の方を愛する意識をお持ちになられたこと――それぞれ精いっぱい生きてきた中で起きたことなのです。(以下略)」

 

自民党は「いろんな意見」があるからと言う。人権問題は意見の多様性なのか。優生思想もいろんな考えの一つなのか。

 


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