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勝手なおしゃべりです。メッセージの次からが記事になります
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カジノも問題だか食料自給率が心配 [政治]

 

 

「目先だけの政治はこりごり=63歳 毎日新聞2016128日 東京朝刊

最近の政治を見ていると、政治家とは本当に国民の代表なのかと疑いたくなる。バッジをつけたら急に感覚がマヒするのかな? TPP、年金カジノと審議を十分にすることなく強行採決。数の力でゴリ押しの事態。そもそもこうなったのは、有権者の思いが反映されにくい小選挙区制度の弊害だろう。

カジノは経済効果があると政治家は言うが、賭博で夜逃げや一家離散など悲しい運命になる人がいることを政治家は知っているのだろうか。私が住む市にも、大型パチンコ店が数店。平日でも結構車が止まっている。一獲千金の夢を見るのはいいのだが、ギャンブル依存症に陥っては困る。なかなか依存症から抜け出せない人も多いようだ。国は、ギャンブル依存症をもっと増やすつもりなのか。

目先のことだけ考えるような政治はこりごりである。私たち夫婦の場合、老後の糧の年金は目減りし、ギャンブルにうつつを抜かすお金はないので、依存症にはならないと思うが。」

 

おまけに、質問時間が余ったので般若心経などを取り上げたという。国民は冒瀆されているのだ。国民不在の政治だと思う。

だが、深刻な話は、これだけ農業を粗末にし、輸入に頼る国にしておくと、子どもたちは食糧危機になる危険が高まっています。

 

「ローマ・クラブのレポートが「ヒトは幾何級数的に増加するが、食糧は算術級数的にしか増加しない」と指摘しているように、近い将来に地球が抱える大きな問題は、食料とエネルギー問題だ。(略)

地球史の観点で見ると、地球上の人口は約1万年の間は、ほとんど増加せずに大体500万人から1000万人程度で推移してきたす、 近年になって急上昇している。その原因は、18世紀以降の産業革命と農業革命だ。イギリスで石炭のエネルギーを機械の運動に利用する方法が発見され、一段と産業が進歩し、人間生活が一面では豊かになり人口が増える余地ができた。さらには農業の機械化による生産革命で、食料が豊富になり人口が増えだした。産業革命以降、世界の人口は幾何級数的に増加し、2015年で75億人、2050年には100億人になろうという勢いだ。地域別にみるとやはりアジアとアフリカでの人口増加が圧倒的だ。」(『ヒトはなぜ争うのか』)

 

日本は人口減少するが、アジアとアフリカの増加で、食料とエネルギーが不足するという。

輸入に依存していると食料が確保できないおそれがあります。2050年はすぐにやってきます。

 


地味だが意義深い [平和を]

 

 

 

「『長寿難民』を 生まぬ社会に  71

 

1回のボランティアで」「月曜日の男」と呼ばれています。高齢者の方にふさわしい話題を「紅皿」や「こだま」から探し、読み聞かせています。苦労や体験談、闘病話、そしてウフフと笑える投稿は見逃せません。会話の糸口をつかみ、思い出や記憶
を呼び戻すことで彼らの脳が活性化すれば、私の目的は達成です。かつて、どの家にも縁側があり、冬は日だまり、夏は夕涼みや将棋。お茶を飲み、世間話をしたものです。現在は、老人の大半は話し相手もなく、家族同伴の外出もなし。食卓は家族と別。娯楽やだんらんもなじめず、独り部屋に下がり、夜、が明けるのを待つしかない。老人施設の行事に外食のお知らせがあれば、子どもの遠足のように楽しみに待っている。これでは「長寿難民」です。私の口癖は「今日を精いっぱい生きる」です。皆さんが歩いている道は明日、
私が歩む道。」(201674日西日本新聞

 

夜が明けるのを待つのは私もです。特別「難民」意識はありませんが、目が覚めます。テレビから、真珠湾に行く総理が平和の誓いを述べています。南スーダンの自衛隊は安全なのでしょうか。次のような仕事に価値があるように思いましたが。

 

「「戦後」を考える北九州市が平和資料館新設へ 原爆投下予定地に

2016123日西日本新聞

 

北九州市は2日、長崎原爆の当初の投下予定地だった歴史を踏まえ、戦争や原爆の悲惨さを次世代に伝える「平和資料館(仮称)」を新設することを明らかにした。米国の投下目標だったとされる西日本最大の兵器工場「小倉陸軍造兵廠(しょう)」跡にある勝山公園(小倉北区)に整備する。

 来年1月に有識者や戦争体験者で構成する懇話会を設置し、展示内容を検討。結論を受けて、資料館の規模や整備時期を決める。北橋健治市長はこの日の市議会で「戦争を知る世代がいない時代を迎えつつあり、後世に伝える最後のチャンス。映像や音響技術を駆使し、心に訴える施設にしたい」と表明した。

 市は1月から、約2500人が死傷した八幡大空襲や戦後復興の様子が分かる写真などを市民から募る方針。年度内に米国立公文書館へ調査団を派遣し、八幡大空襲や原爆に関する資料、写真を収集する予定だ。

 市は小倉北区にある市立埋蔵文化財センターの戦時資料展示コーナー(約150平方メートル)に、長崎市から借りた原爆関連の資料など約160点を展示しているが「施設が手狭で、新たに集めた資料を展示する場所が必要」と判断した。=2016/12/03 西日本新聞朝刊=」


傍若無人の国会 [政治]

 

 

 

「自民・谷川氏衆院委で般若心経

蓮紡氏ら野党が批判

「自民党議員が般若心経を質問に使って、なぜ強行採決なんですか」。民進党の蓮舫代表が7日の党首討論で指摘したのは、IR法案の審議を巡る自 民の谷川弥一元文部科学副大臣(衆院 長崎3)の質疑。谷川氏は1130日の衆院内閣委員会で、持ち時間40分のうち28分が経過し たころに「質問が終わったが、あまり に時間以余っているので」として、法案とは直接関係ない般若心経を唱えた。それでも時間が余り、夏目激石の作品を紹介。「やっぱり心を耕す仕事
を考えないといかん」などと話した。 IR法案は6日に衆院を通過した が、自民内からも審議不足との指摘が
ある。共産党の志位和夫委員長は7 の記者会見で「般若心経と漱石を含めて5時間33分。国会審議をどう考えて いるのか」と批判した。」(2016128西日本新聞

 

国民のことなど考えていなのでしょう。議員であればギャンブル依存症対策などを細かく質疑するのが議員の役割ではないか。あきれはてる。

 

デスク日記

長崎県中央部の大村市。ここに全国初のボートレース場ができたのが1952年。以来、60年余で592億円の収益を市にもたらした。市はさらなる収入増を目指しナイターレース開催を計画する。

 そんな公営ギャンブルが身近な街で、考えさせられる事件が起きた。11月中旬、妻を絞殺した容疑で夫が逮捕された。関係者によると、ギャンブルで多額の借金を抱える夫は、家賃として妻から預かっていた金もギャンブルに使い込み、ばれるのを恐れて寝ている妻の首を絞めたという。

 かつて企業創業家の御曹司や「暴れん坊」と呼ばれた国会議員…ギャンブルで身を滅ぼした例は多い。厚生労働省によると、国内のギャンブル依存症は推計で536万人という。政府は成長戦略の柱として統合型リゾート施設整備推進法案(カジノ法案)の成立を目指すが、頭上に光り輝くネオンに目を奪われ、足元の影を見過ごすことにならないだろうか。 (大淵龍生)=2016/12/08 西日本新聞朝刊=」


吸い尽くす気か [貧困]

 

 

こんなことを心配させる格差社会でいいのか。

 

「(声)親の収入で進路決まるなんて… 15歳  2016124日朝日新聞

 

 ほとんどの中学生は高校を選ぶ時、学費を見ると思います。僕もその一人です。学費が高すぎると、その高校に進学するのは諦めます。でも、学費が高いからといって希望の高校への進学を諦めなければならないのは、おかしいのではないでしょうか。

 例えば、年収1千万円の親の家に生まれた子供と、年収500万円の親の家に生まれた子供がいるとします。1千万円の親の子供は、進路を選択するとき、学費が高い高校も選択肢に入れることが可能です。しかし、500万円の親の子供は、学費が高い高校を進路に加えることは難しいでしょう。

 また、親の年収が1千万円あっても、子供が3人いる家庭と子供が1人しかいない家庭とでは、選べる進路に差があるでしょう。

 このような現状は改めてほしいと思います。全ての中学生が高校への進学を考える時、親の収入で選択肢が左右されない社会になってほしいです。

 自分自身でつくり出すことができて、誰にも盗まれない学力という財産で、みんなが進路を選べるようになることを望みます。」

 

与党の余裕なのか、暴走なのか。

 

カジノ法案は短絡的  89歳  毎日新聞2016126日 東京朝刊

 

 刑法が禁じている賭博の合法化という政策の大転換が、延長国会でいきなり強行されようとしている。

「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)だ。推進派はカジノの経済効果ばかりを強調し、負の影響をほとんど考えていないようだ。そもそも賭博で経済の活性化を図るなど、正に政治の貧困以外の何ものでもないと思う。

カジノ解禁は、ギャンブルの依存症や反社会勢力の広がり、地域風俗環境の悪化、多重債務、青少年への悪影響など深刻な社会問題を招くことになるだろう。だからこそ日本弁護士連合会をはじめ良識ある多くの団体、広範な人々が同法案を批判しているのだと思う。政府が「日本再興戦略」でカジノ誘致を成長戦略の一つに位置づけているなど言語道断である。

多くの人の犠牲と不幸の上で一部の人が富を享受するのが賭博だ。それを元に地域活性化を図るなどあまりにも短絡的で、百害あって一利なしのカジノ法案に私は絶対反対する。


12月8日は [平和を]





 



いちいち覚えておられないぐらいに○○の日が多い。今では12月8日とか忠臣蔵の討ち入りの日など師走の事件も忘れ去られているように思う。



 



「童謡「たきび」と北風



 



75年前、1941128日の太平洋戦争開戦のあおりを食った 童謡がある。木枯らしに落ち葉の季節になると、つい口ずさむ「たきび」である。
当時、歌曲を広めるメディアはレコード、ラジオ、映画くらいのもの
で、NHK(日本放送協会)幼児番組で童謡の普及も担っていた。 4年秋、北原白秋門下で、歌人・ 童謡詩人として活躍していた巽聖歌にNHKから新作童謡の依頼がきた。当時はまだ武蔵野のおもかげを残していた現在の東京.中野区に住んでいた巽は、近所の農家の四季の営みから落ち葉焚きの情景を選び、北風のオノマトペを「ぴいぷう」と表現した。作曲は渡辺茂。前年に挙行された皇紀2600年式典の奉祝記念曲に応募して次点だったが、主催者のNHKに才能を認められ起用された。



新作童謡は雑誌「ラジオ少国民」12月号〈日本放送出版協会)に掲載され、あとは初放送を待つばかりだったが、128日午前7時の臨時ニ ュース「帝国陸海軍は本日未明、 西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり」で吹っ飛んだ。
作曲者の渡辺は後年「128日と 9日に、幼児の歌のおけいこで放送
されただけで、お蔵入り」(季刊「ど うよう」第4)と回想しているが、 他の調査研究によると9日と10日の午前10時から放送の2回だけで、以後は軍部の圧力で禁止になったらしい。その理由は、戦時下にふさわしくない歌詞、だったとか。戦後も4年目の19491214日からNHKラジオ「うたのおばさん」でようやく復活し、全国に広まった。落ち葉の焚き火も珍しくなったが、童謡「たきび」は北風に屈せず今も生きている。(竹若丸)」(2016125日西日本新聞



 



地震があっても軍事機密として報道が制限されたという。『大本営発表』という本によれば陸軍と海軍とでは情報の取り扱いに違いがあったという。共通しているのは「政治と報道の一体化」だと指摘しています。今の日本はどうでしょうか。




「自分取扱い説明書」 [生活の工夫]

 

 

「自分取扱い説明書」というのがあるとトコさん(コラムニスト)が西日本新聞の連載で紹介しています。一般社団法人ISB個性心理学協会(福岡本部日福岡市)代表理事の服部磨早人さんが統計学に基づいて個人向けに作ったという。

記事によると「人生の折れ ・線グラフのどん底が離婚した 年だったのよ。占いみたいな
もので、信じる信じないは人
それぞれだけど、当たってるかも。自分を見つめる機会
にもなりました。
面白かったので、1万円(税、送料込み〉と高価でしたが、息子たちの誕生日プレゼントしたら、大うけ。」したという。

 自分の悪い所など分かっているつもりですが、なかなか修正できませんね。だから、凡人なのでしょうが。

取り扱い方が分かるのなら安いモノですが・・・。

 

取り扱い方の問題ではないものを、次の投書に運だけでなく、社会の理不尽な仕打ちにより人生を曲げられた人たちのことを思います。JR九州の上場に当たっての国鉄職員からJRに採用されなかった人たちがいます。そして、民営化を推進した側にマスコミの多くが組合批判を繰り返したことも忘れません。

 

JR九州上場不採用忘れず  73

JR九州の株式上場について、旧国鉄経験者が語った本紙のJR九州29年のあゆみについて、国鉄OBとしての感想を書きます。

国鉄はかつて陸上交通の 寡占企業としてプロ野球球団も擁し、財政に困窮していた国鉄沿線の自治体への 交付金も負担していました。しかし、鉄道から車社
会へと交通機関が急速に移行する中、旅客も貨物も経営が悪化し、赤字が雪だるま式に膨らみました。さらに、ローカル線が廃止され、職員も減らされましたが、経営は一向に改善されず、分割民営化が強行されました。そもそも国鉄は民間企業を圧迫するということで、多角経営はできませんでした。しかし、民営化で外食産業や不動産さらにはホテル経営など幅広く事業を拡
大することによって、JR九州は上場が可能になったと思います。それは組合活動とは全く関係ないことです。分割民営化によって、理由もなく多くの労働者がJRに採用されなかったことを忘れません。」(2016123日西日本新聞)

 


親なきあとは [社会保障]



 



 



 



「さあ70代突入 覚悟持ち挑む  69



11月は60代最後の月です。自分でも信じられません。何かの間違いでは、とも考えましたが、現実はそれを否定します。
入社当時、55歳で定年退職棚のあいさつに見えた大先輩を眺め「俺もいつか、ああなるのか」と思ったのが、 昨日の出来事のようです。
気力は充実しているつもりでも、体力の低下は否めません。「寄る年波には勝てぬ」。この言葉を実感する機会が多くなりました。つい、考えも姿勢も前のめりになりがちです。



これでは駄目です。「老いて当に益壮んなるべし」との言葉もあります。これからはこの二つの言葉を車の両輪として、前方を見詰
め、後方を振り返る人生を送りたいと考えます。
最近は高齢者の交通事故
が目立ちます。決して人ご
とで済まされない現実です。「自信と用心」。これでまた安全運転の両輪です。新鮮な気持ちと覚悟で眼前とに広がる70代に挑戦です。」(20161128西日本新聞



 



古希を迎えた時に信じられない思いがしました。病弱だった私より先に亡くなったのは健康そうだった同級生です。このように親が亡くなり、子が残されます。でも、障がい者や自立できない子どもたちがいます。しかし、社会が支える仕組みはわずかな人にしか適用されません。



 



「『40歳 10年以上』



引きこもり初調査



北九州市などにも聞き取り



仕事や学校に行かず、家族以外とほとんど交流しない「引きこもり」の人のうち、40歳以上で、期間が10年以上にわたるケースにつ いて、本人や家族らでつくる全国団体が初の実態調査を始めた。引きこもりに至った経緯や支援の有無などを分析。自治体の相談窓口



にも聞き取りをし、社会参加に結び付く具体策を提言する。年内にも結果をまとめる予定。



引きこもりの「長期化・高年齢化」が進むと、抜け出しにくくなったり、親が亡くなった後に経済困窮したりする恐れがあるた 調査結果を国の施策つくりに役立ててもらう。調査は「KHJ全国ひきこもり連合会」(東京)が厚生労働省の助成を受けて実施。(以下略)」(同前)



 



 




「見えること」 [障がい者問題]

 

 

震災への対応には教訓が一杯ですね。

 

「花時計

 

記者は現場に行くことが何よりも大切。当たり前だが、改めてそう感じた。熊本地震発生から
1
カ月となった514 日。熊本市内の避難所を訪れ、ある高齢の夫婦を取材したときのことだ▽段ボール箱で仕切られた約4平方メートルの広さ。それが夫婦の生活空間だった。「プライバシーが保たれて安心できたのではないですか」。夫婦が以前いた避難所には仕切り

がなかったと聞き、こんな質問をした▽「他の避難者との会話が少なくなった」「仕切りで中が見えないから、トイレに行くときは貴重品が手放せなくなった」。私の想像
とは裏腹に、夫婦は不満な様子だった。その言葉に周囲の避難者もうなずく。避難所に着いたとき、仕切りができて避難者は喜んでいるだろうと思っていた。やっぱり現場は大切だ。(古川大二) 」(2016610日西日本新聞)

 

先入観が崩れていくことも多いのかもしれませんね。

 

「『見ること』を問い直す

 

日の見えない人は世界をどう見ているのか。1年前、そのものズバリのタイトルで出版された本が版を重ねている。著者の伊藤亜紗さ
んは、生物学志望から転じた異色の美学者。見えないことをただ「障
害」で片付けるのでなく、多様な身体のあり方が生む経験の差を「面

白がる」という姿勢は、規格化された人間像を突き崩す可能性に満ちていて、魅力的だ。

 

ゴールデンウィーク初日、東 京・森ビルのにぎわいの中に、 少し目立つ一団があった。白杖
を持ったり、盲導犬を連れたり
する人が交じっている。六本木ヒルズと森美術館の共催で、伊藤さんが中心に企画した「視覚のない国をデザインしよう」というワークショップの始まり
だ。一部屋に集まり、目の見え
ない人と見える人が協力して、
全員が見えない「全盲国」のインフラをデザインしてみる。
「人間は地下に住む」「伝書バトやモグラなど動物を多用する」「傘や食器などの道具類は,すべて共有」といったアイデアが次々と出る。「そもそもあくせく働かないんじゃないか」「生産しなくていいように自然のものを利用するのでは」と、前提
となる社会の価値観についても
議論が起こった。
「自の見えない人を通して世
界を見ることで、世界の別のあ
りょうが見えてくる」
そう話す伊藤さんは、東京
大准教授。生き物好きが高じて
生物学者を目指したが、細分化
された大学の講義に幻滅し、文系に転身した経歴を持つ。美学の主要なテlマである身体論に取り組むに当たって、よみがえったのが「自分と異なる体を持った存在のことを、実感として感じてみたい」という、生物学少女時代の夢だった。

「美学における身体論は、普遍的な身体一般を仮定しますが、そんなものは実在しない。 ゾウとネズミでは生きる世界が
違うように、個々の身体の差異
が生む経験の差に、興味があった」。そこで着目したのが視覚
障害だった。
目の見えない人が「見ている」
世界を体感するには、目隠しをすればいい|。伊藤さんはありがちな発想の誤りを指摘する。

視覚障害者の認識は、見える人の認識から視覚を引き算したものではありません。4本脚のいすの脚を1本取ったら倒れてしまいますが、もともと3本脚のいすにはちゃんと座れる一 いわばその座り心地を体感す るために、視覚障害者にインタ ビューを重ねた。足裏で感じる 畳の自の向きで方向を知る。声
の張りで化粧しているかどう
かが分かる。普通は、そんな見
えない人の「能力」を特別視し
てしまいがちだ。だが伊藤さん
は「すごい」ではなく「面白い」
と表現する。
見えない人にとって普通のこ
とを「すごい」と言ってしまえ
ばべ逆にさげすみ、遠ざけ、イ
メージを固定してしまう。そう
ではなくて、まずは違いを面白
がろうというのだ。「障害を面
白がるという言い方は誤解も生
みやすいし、いつも成立する関係ではありませんが、そのことで見えてくるものはいろいろある」

障害者に足りないものを補ってあげるという、一方的な「福祉」のあり方を変えうるだけではない。視覚や聴覚に偏った現代人のいびつな身体感覚を、'拡張することにつながる。そしてそれが、近代社会が生んだ「標準的な身体」を相対化し、唯一あり得ベき世界像、価値観を揺さぶる・・・。ワークショップの盛り上がりが、多くを物語る。異なる体に

なってみたいという変身願望は、誰にでもあるのだから。」(同前)

 

面白い視点ですが・・・。


収入増の見込みがない [街で]

 

季節外れの話題ですが・・・。

 

「長い夏休みは悩みの種?  べトナム 迫田陽子

 

先日、市内の大学の校門 前で、プレゼント用の花束 や小さなぬいぐるみが、ずらりと売られていました。
中心部のサイゴン大教会
は、ガウンに角帽姿の若者
たちが笑顔で写真撮影をし
ています。ホーチミンは雨期の始まりとともに、卒業
シーズンを迎えました。

ベトナムの学校は6月に終わり、9月に新年度を迎えるまで、長い長い休みです。この期間に大学受験が行われるため、受験生には試練の夏。子どもたちには待ちに待った夏休みですが、親にとっては子どもを飽きさせずにどう休みを乗
り切ろうか、頭を抱えるシ
ーズンです。
都市部では共働きの家庭
、が多く、祖父母や親戚と同
居している場合には、世話
をしてもらうそうですが、
元気が有り余る育ち盛りの
子どもたちは時間を持て余
してしまいます。勉強を全
くしなくなるのは大変だ、
ということで夏期講習に通わせたり、語学やスポーツが楽しめるサマーキャンプ
に送り出したりするそうです。(以下略) 」(201674日西日本新聞)

 

教育に投資しない国に未来があるのかと思います。大学にまで社会還元の実利を求めているのです。こんな国で良いのかと問われているように思います。

 

「第2子出産「教育費が壁」

 

教育費などを十分に確保できないなら、第2子以降を産むの はためらってしまう。出産や
子育てを支援する一般財団法人 1mo e B a by応援団」 (東京)が出産への意識を調べた ところ、こんな不安を抱える既
婚女性が多いことが分かった。
調査は今年4月、全国の結婚 期闘が14年以下の既婚者を対象
に、インターネットを通じて実
施。女性は20~39歳の2401入、 男性は20~49歳の557人が回答 した。 結果によると、子どもは2 以上が理想としたのは全体の 81.1%だった一方、現実には2 人目以降の出産をためらう「壁」
が存在するとした回答が73.5 に上った。ためらう理由は、複 数回答した2174人のうち最も多い84.4%が、家計の見通しなど 「経済的な理由」を挙げた。経済的理由の具体的な内容に ついても調べたところ、複数回答した1847人のうち、61.9% 現状の世帯収入では2人以上の 子育てに不安があり、今後も収 入が上がる見込みがないとし 次いで基本的な養育費への不
安が44.0%、塾や習い事などの 費用を十分確保したいとした 39.9%と続いた。」(同前)


歩く原子炉は [原発]



 



 



ゴジラは人気者です。今秋、福岡県のたんぼで巨大なゴジラのわら人形が話題になりました。戦後10年にもならないときと今では受け止め方が違うのではないかと思います。村田氏が言う「歩く原子炉」とは思っていないでしょうね。



 



「ゴジラよ瞑れ  村田喜代子



 



恐竜の滅亡を子よとくと見よ 楽しい日には終わりがあるの  松村由利子



 



晴れた朝、今日は伊福部昭の『ゴジラ』のCDを鳴らそうかな、と思う。二階の窓の外は穏やかな陽が射して、吹く風も優
しい。こんなのを「ゴジラ日和」というのだろう。洋聞の棚に置いたミニ・コン
ポは小さいけれど優れものだ。
カセットを入れると雅楽めいた
ゆかしいクラシックの旋律が、
平安京の都からでも流れて来る
ように、部屋に広がる。流しで
食器を洗い、観葉植物に水をやっていると、やがてその曲に不穏な黒雲が混ざり始める。部屋の壁に、何かの黒い大きな影法師が現れる。背中にギザギザのあるヒレを持ち、太い尻尾を引きずっている。南海の湾の中から、水爆実験で原子怪獣となったゴジラが日本ヘ、日本ヘ近付いて来るのである。



 



昭和二十九年の東宝映 画『ゴジラ』は、日本中 を驚愕と興奮と涙の渦
に落とし込んだ。放射能
の白熱光線を口から噴く「歩く原子炉」ゴジラの
姿に、人々は恐れ戦き、
仁王立ちして列車を食い
ちぎる様に思わず喝采
し、最期は海の藻屑とな
る哀れに大のおとなたちが泣いた。(以下略)」(2016630西日本新聞



 




新たな経済モデルが必要だと [経済]

 

 

「仲畑流・万能川柳:

☆印は秀逸(仲畑貴志選)

 

☆嫌なニュース嫌なニュースで忘れ去り 滋賀 砂塩酢醤噌

 

公園じゃなにもするなと立札が 神奈川 カトンボ

 

壁に当てゴミを入れるの上手い妻 神奈川 荒川淳

 

諦念がたったひとつの武器となり 前橋 阿Q (以下略)」

 

2兆円、3兆円・・・豆腐じゃないんだからと言った都知事。リニア新幹線もまた大量投資幻想の中にあるという人がいます。そして、JR北海道は大半の路線が赤字だという。それは分かっていたことだが、マスコミも扇動しての民営化の結末でしかない。原発も大量消費のレガシーなのかもしれない。もう、再生可能なエネルギーに向かっているのに、その売り込みに走る人たち。だが、経済成長がなければ働く場がなくなります。大胆な意識改革が必要だという意見もあります。

 

 

「みんなの広場:原発事故リスク受け入れるか=42歳 毎日新聞 20150504日 

      

 原発再稼働差し止め仮処分についての判断が福井地裁と鹿児島地裁で異なった。私はわずかでも事故の可能性がある以上は原発を動かすべきではないと考えているので福井地裁の判断を支持したい。

 原発再稼働の支持者からは「この世にゼロリスクのものはない。それを言ったら飛行機も電車も動かせない」という声が上がっているようだが、これは詭弁(きべん)である。飛行機や電車の事故は惨事であり、あってほしくないものだが、事故の影響は原発のそれと違い長期的、かつ広範囲に及ぶものではない。

 私たちは飛行機や電車に関してはある意味で事故のリスクを受け入れて利用している。原発事故のリスクを受け入れる覚悟があるなら稼働してもよいと思うが、そんな覚悟がある人が果たしているのだろうか。

 電力の供給が不安定になり電気代が上がったとしてもそれは経済の原則だ。電気に依存しすぎる生活を改めることの方がよほど楽な覚悟のように思える。」


月がきれいだったとき [平和を]

 

 

スーパームーンは雲が出て見ることができませんでした。

 

「美意識のありか 近代日本の教科書を読む  樹下龍児

美しい月光を浴びる願い

 

太陽が西に沈むと、やがて 夜空に月と星が見えはじめ る。太陽、月、星の運行に従
いつつ、ほんらい日日の暮ら
しは営まれてきた。
太陽、月、星のかたちは、古来、憧憬の念を込めてさまざまに造形され、また詩歌に詠まれているが、日本人はとり
わけ、冴え冴えと天空に輝く
月に深い想いを寄せてきた。
『万葉集』『古今和歌集』から現代の詩歌にいたるまで、月に寄せる歌は数限りないことだろうが、なかでも西行は月を詠む歌のおおさでとりわけ知られている。『山家集』には、筆者がざっと数えただけでも百七十首ほど月の歌があった。春、夏、秋、冬から恋、雑の部まで、全編にちりばめられている。

「ゆくヘなく月に心のすみ すみて果てはいかにかならん とすらん(35 3)」は、西行の 澄みきった心境が 深く読者のこころ に届く。 ところで、忙しく現代生活を送る われわれが、夜空を見上げてつくづくと月光に身を託すということがどれほどあるだろう。ほんとうは、百年千年も変わらず月は天空に光り輝いているのだが、「終戦後の夜空がとりわけきれいだった」 と聞いたときには複雑な思いがした。文明の進歩が、漆黒の夜空と冴え冴えとした月星の光を奪ったのだから仕方のないことではある。(以下略)」(20161123西日本新聞

 

文明の進歩が月の光を奪ったのでしょうか。たしかに、街が明るければかすんできます。でも、月を見る心が奪われていないのではないか。そんな思いがしましたが・・・。

 


男の意識 [生きる]

 

 

腎臓結石を排出する意外な方法

 

腎臓内でカルシウムの一種などが固まってできる「石」、のことを腎臓結石と言います。健康診断などで指摘されても、自覚症状が無
いため放置する人が多いようですが、結石が尿管に移動して尿路結石になると激痛に見舞われ、最悪の場合は腎不全になることもあるので油断は禁物です。
外科手術で除去したり、衝撃波
を照射して破壊したりする治療
一般的ですが、米ミシガン州立大
学は、小さな腎臓結石の場合、ジェットコースターに乗ると排出される可能性があるというユニークな研究結果を発表しています。

腎臓の模型をコースターの後方 座席に乗せたところ、結石の排出 率は6割以上だったとか。年齢制 限を超える人や血圧が高い人、心 臓に不安を抱える人にはお勧めできませんが、コースターが好きな人は、スリルを楽しみながら効果を期待してみてはどうでしょう。」

20161124日西日本新聞)

 

私などはしないが良いようです。

 

まずはタメ息がでました。

 

「花時計

結婚せずに出産した母親と子どもを、これほどまでに差別する社会だったのかを実感した▽東京都の田中須美子さん(69) は、他の先進国と同様に出生届から嫡出子・非嫡出子のチェック欄をなくすため、各地方議会を陳情して回っている。そこで浴びた言葉。「非嫡出子と言われるのが嫌だったらおろせばいい。産むのが悪い」「区別がなかったら妻が納得しない」▽福岡市でも3年前、市民団体が、未婚のひとり親家庭にも「寡婦() 」控除」をみなし適用し、保育料などを安くするよう市議会に陳情すると、雑談の場で「家庭の調和を乱しておいて、虫が良すぎる」▽高い人権感覚を持つべき人たちが、と言葉を失う。何より恐ろしいのは、子をつくった男性側の問題を指摘する議員がいなかったという現実だ(下崎千加)」(同前)

 

伝統的な家族観が染みついています。自民党の改憲案では、家族の役割が強調されています。それが実現されたらさらに強まるのかもと危惧します。

 

 

 


秋元波留夫氏との出会い [寛容なき社会]

 

 

「NPO日本障害者協議会 すべての人の社会2016.11」に「治安維持法弾圧下の拘禁精神病
一こころざしなかばで莞れた伊藤千代子」(藤田廣登 伊藤千代子の会(在京)事務局)を読みました。

 

「◆検挙・拷問

アララギ歌人の土屋文明は戦時下、言論・思想統 制の足音が強まる1935 (昭和10)年秋、「まをとめ のただ素直にて行きにしを囚へられ獄に死にき五とせ年がほどに」と詠み、諏訪高女時代の教え子、伊
藤千代子の治安維持法弾圧による獄死に近い病死に
痛恨の声を上げました。日本が15年戦争へとつきすすむ時代です。文明が実名をあげて詠んだ、「某日某学園にて(l) 6首は千代子の命を奪った者への 憤りの表明であると同時に、その死因を「狂死( 2) Jとした一部の民主的人士の蔑視への暗黙の抗 議ともなりました。千代子が戦後も長い間その汚名 を着せられた遠因となりました。
伊藤千代子は、19282月の第1回男子普通選挙 を闘い、ついで共産党に入党、中央部に所属しまし
た。315日、1315事件」と呼ばれる全国で1600 人余の共産党員、活動家などのいっせい検挙の
日、徹夜で共産党の重要文書のガリ切りを行い、持
参した東京滝野川の共産党秘密印刷所に張り込ん
でいた特高によって検挙され、警察署に連行され、
殴る蹴る、髪の毛をもってヲ|き倒す、鉛筆を指の間 に挟みねじ回すなどの拷問を受けたが黙秘をつらぬ き、それが特高の憎しみをかい峻烈な拷問が繰り返
され、傷ついて市ヶ谷刑務所に収監されました。
市ヶ谷刑務所で、彼女は高熱を発したまま蜘妹の巣
のはる女囚独房で10日間も起ち上がることが出来ま せんでした。やがて持ち前のリーダーシップを発 揮、隔房の活動家への激励と待遇改善の要求を続
け、『資本論』などの旺盛な学習を始めました。(以下略)」その後、転向を迫られた夫の変節が打撃となり、精神障害者となっていったという。

 

「◆秋元波留夫医師ありて

90歳を 超えた最晩年を治安維持法弾圧による特異な拘禁精 神病発症のメカニズムの究明にささげられました。
秋元医師は、その発症メカニズ、ムを「第一に治安維持法によって逮捕拘留された人が拘禁中に精神障害におちいるのは、特高警察の残酷な取り調べ、 (拷問、転向の強要など)による身体的、精神的苦
痛に加えて、さらには自分の信念と肉親の情愛との
葛藤、将来の不安、その他、さまざまな解決困難、
精神的苦痛が限界を超えるからです。第二に、治安
維持法による拘禁精神病が、一般受刑者のそれと異なり、病像(病状)が重く、多彩で、分裂病に酷似 するのは、原因となった精神的苦悩、精神的外傷が
強烈であり、分裂病様症状が強烈な精神的外傷に対
する生体反応であるからです。この意味で治安維持
法による拘禁精神病は『心的外傷後ストレス障害』
というべきもので、治安維持法はPTSDを生む悪法 です。」(「実践精神医学講義け第32)と述べてい ます。(以下略)」(同前)

このなかで秋元氏は「都立松沢病院院長、きょうされん理事長などを歴 任、医療9条の会呼びかけ人。20074月没。101歳。」と紹介されています。

 

秋元波留夫氏は、日本てんかん学会理事長などてんかんの医療と研究に大きな足跡を残しています。東大を退官後、きょうされんなどの他にてんかん協会の監事などを長く勤められ、全国大会でもほとんど参加されてきました。


テレビを見る時間を減らして [テレビ]

 

 

 

火曜日の西日本新聞漫画。岡野雄一「ペコロスの陽だまりの時間」を読んで、よく聞く話だと思いましたが、切なくて・・・。私にはまだ経験がありませんが。

「母ちゃんのしかぶった(もらした)ウンコばタイルから拭き取る時『こげんなるまで行きとらんでも』『死ねば良かとに』『ゆーいちィ』『私は どげんなってしもたやろ』」とおののく心を受け止めなかったと反省します。

 

 

テレビ視聴、減らしてみると=年金生活者・65歳 毎日新聞20161121

 

 最近、テレビを見る時間を減らした。これまでは、朝起きるとすぐにスイッチオン。どの局も同じような内容なのに、何となくテレビの前に座って見ていた。

年のせいで目が覚めるのが早くなった。そうしたこともあって、コーヒーを飲みながら新聞をゆっくり読むことにした。家事の合間には、肩がこるのでやめていた編み物をするようになった。友人、知人への手土産として車用のクッションを編んでいる。

 これまではいつもメールで済ませていた連絡をはがきや手紙にかえた。受け取った人が意外と喜んでくださる。それに対する返事はメールで来るのだが……。

図書館から雑誌実用書、エッセーなどを借りてきてラジオ番組やCDをBGMとして聞きながら読む。これが心地よい。ドラマやバラエティー番組をぼーっとながめていた時間の長かったことに気づいた。

 

目が覚めるのは早い。テレビをつけると大相撲の立ち会いから勝敗のみだけの放送をしていました。先日、電波の世論調査の電話がありましたが、電波でなくネットラジオが中心なので電波と言えるのかどうか。

 


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